ご 挨 拶


本格的な秋を迎え、スキー部OB,OGの皆様方に於かれましては益々ご清栄にてご活躍のことと存じます。日頃はスキー部OB会の活動に対しましてご支援ご協力を賜り有り難く厚くお礼を申し上げます。
既にご報告をさせて頂いておりますのでご存じのこととは思いますが、2006年度大鰐温泉スキー場で開催されましたインカレに付きましては、雪不足の為大会が一か月遅れるなど現役諸君にとりましてはコンディションの調整が大変難しい中、選手層の薄さを全部員で克服し、最後の年のインカレを有終の美で飾った4年生の活躍、更には例年の如くコンバインド、コンバインドスプリントそしてスペシアルジャンプでぶっちぎりの優勝を成し遂げた薄井選手の大健闘等々の結果、最終的には男子二部7位、女子二部8位と前年に優るとも劣らない好成績を残してくれました。これもひとえに物心両面でバックアップ頂いたり、遠方より応援に駆けつけて頂きましたOBの皆さんのお陰と心より感謝申し上げます。
又、本年1月にイタリアのトリノで開催されましたユニバーシアードの女子ジャンプに於いて3年生の嘉部恵梨奈選手が堂々の3位、銅メタルを獲得するという我がスキー部始まって以来の快挙を成し遂げ、大学関係者からも大きな称賛の声を頂くと共に学連からもその偉業が認められ表彰を受けました。
そういう意味では現役諸君にとって昨年は大変良い年ではなかったかと思っています。
そんな中、本年4月よりスキー部も新たな年度を迎え既に活動が始まっておりますが、ここに参りまして現役選手の絶対数の不足という大きな問題を抱えることになってしまいました。
これまで毎年太田先生にバックアップして頂きながら八幡総監督、加賀監督の努力で最低1名の推薦入学者あるいはそれに準ずる形で何とか二部入学に漕ぎつけた選手でやり繰りをして参りましたが、近年の学生気質とでも言うのでしょうか、そういった連中がスキー部の活動半ばにして退部をするという状況が顕著になって参りました。この間太田先生にカウンセリングをして頂いたり、又、総監督、監督が本人はもちろんのことご両親を交えての話し合いをしたりと色々手を尽くして参りましたが、残念ながら退部最悪の結果になってしまいました。彼等の退部の理由はいろいろありますが、大きく捉えますとスキーを続けていくことでの将来への不安、ご両親の意向(先行きを考えて学生の間に資格を取得させたい)、学業についていけない等々あるようですが、いずれにせよ、その結果大幅に選手数が減少し少数精鋭などと強がりを言っていられない様な状況になってしまいました。TV画面で何度となく流れたサッカーの井原コーチが雨に濡れながらピッチで訴える「骨髄バンク」のCMではありませんが、文字通り「メンバーが足りません」と叫びたくなる様な気持になってしまいます。
そこで、本年は何とか現有戦力で二部を確保することに全力を尽くしてもらうとしましても、来年以降に於いてはかなりの戦力補充が必要になって参ります。5月に実施いたしましたOB会総会の議題の中でも重点的に検討いたしましたが、当面OB会幹事の総力を結集して選手獲得の為に総監督、監督に協力してゆくことが最大の課題と考えております。
既にOB会の幹事が新しい戦力を確保すべく活動を開始しておりますが、OB会の皆様方に於かれましてもどうか現状ご賢察の上、入部を希望する高校生をご紹介賜ります様心からお願い申し上げます。
さて、前述のOB会年度総会に於いて承認され既にご報告させて頂いておりますが、2006年度のOB会費の納入状況は寄付金も含めまして合計740000円とお陰様で過去最高の納入額を確保することができました。これもOB会の皆さん方がOB会の現状はもとより現役諸君の活躍を十分にご理解頂きご協力頂きました結果と心より感謝申し上げます。
その結果、昨年は現役諸君への用具代の一部補助を始め、前述致しました嘉部選手への餞別等現役の選手諸君が持てる力をフルに発揮できる様に最大限のバックアップをすることができました。OB会の皆さんのご協力に重ねてお礼申し上げます。
しかしながら、目標としておりました百万円には残念ながら達成することができず、やはりまだまだスキー部のOB,OGでありながら、いざOB会費の徴収となると意識がまったく無くなってしまう方々がいらっしゃることに大変失望しております。
本年こそ、ここ数年掲げております数値目標の5000円X150人プラスα=100万円を達成すべく全力で臨みたいと考えておりますので引き続きご支援ご協力の程切にお願い申し上げます。
なお、本年も昨年同様OB会費をできる限り現役選手の用具代の補助に充てたいと考えておりますが、その一部を新入部員の獲得の為の費用としても活用したいと思っており、手始めに例年手弁当で選手獲得の先頭に立って活動してくれております八幡総監督、加賀監督の旅費・交通費等の一部をバックアップできればと計画をしております。何卒ご理解の程よろしくお願い申し上げます。
いずれに致しましても、本年は我が青山学院大学スキー部にとりまして大きな過渡期を迎えていると言っても過言ではないと思います。こんな時こそ現役・OB会が一体となってこの難関を乗り越えて行かなければならないと考えております。OB・OGの皆さんのご協力を幾重にもお願い申し上げます。
末筆ではございますが皆様方のご健康とご多幸を心よりお祈り致します。

2007年7月吉日
スキー部OB会会長

桜 井 孝 宏